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「いる」を敬語に変換しよう

目上の人が「いる」ことをうやまって表現する尊敬語は「いらっしゃる」です。「いらっしゃる」は、目上の人の「行く」「来る」をあらわす場面だけではなく、ここでも登場というわけですね。

取引先などに電話をかけて、相手を呼び出す際に「○○様はいらっしゃいますか?」などと言うのはおなじみですね。あれがここでいう「いらっしゃる」です。

例「鈴木様はいらっしゃいますか?」

よく「○○様はいらっしゃいますか?」とたずねる場面で、「おられますか?」という言い方を耳にしますが、これは間違いです。

実は「おる」は、「つつしんでひかえている」という意味の謙譲語、すなわち、自分が「いる」ことをあらたまって言う言葉で、「私は今日は6時まで社におります」などと用いるのが適切です。

目上の相手に「おられますか?」というと、「ひかえていますか?」と言ったことになりかねませんのでお気をつけください(もっとも、職場によっては「おられますか?」が慣用化しているところもあるようですが)。

なお、目上の人が「いてくれる」ことは「いてくださる」と言います。

例「課長がいてくださるおかげで心強いです」

また、目上の人に「いてください」とお願いする場合は、「いらしてください」「いらっしゃってください」と言います。

例1「どうぞ、そのままお席にいらしてください」
例2「どうぞ、そのままお席にいらっしゃってください」


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